プレカットした結晶性シリコーン太陽電池を互いの上に1枚ずつ配置することで、太陽電池モジュールを組み立てているシングルモジュールは、昨年、市場で大きな注目を集めました。このシングリングアプローチは、セル間に非アクティブなスペースのない、効率性が向上したパッキングにより、モジュール出力が増加するという主なメリットがあります。その他にも、セルの加工プロセスにおいてクリティカルな修繕が不要というメリットがあります。初の市場で入手できるモジュールでは、プレカットセルまたはシングルを一列に接続するにあたり、導電性接着剤(ECA)を使用しています。 本書では、最適化された特性を持つECAを使用することで、信頼性の高い太陽電池モジュールが得られることを実証しています。接着強度、ヤング率、体積抵抗率、接触抵抗などの接着特性は、ECA組み立てモジュールの信頼性データと組み合わせて示されています。大量生産に適した応用方法も実証されています。
Theunissen1,a)、B. Willems1 、J. Burke1およびA. Henckens1
D. Tonini2 、および M.Galiazzo2
1 Henkel, Nijverheidsstraat 7, 2260 Westerlo, Belgium。
2 応用材料 Italia Srl, Via Postumia Ovest 244, Olmi di San Biagio di Callalta (TV) Italy